各お堂の紹介 

本堂(観音堂)

本堂には、本尊の「如意世輪観音」様がおいでです。仏教における信仰対象である菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一尊に数えられています。

不動堂

不動堂は、参道奥突き当りにあり、不動尊をはじめとして諸尊がお祀りしてあります。その中には武蔵野七福神「寿老人」様がおいでです。不動堂前には、「四国八十八ヵ所霊場お砂踏所」があります。

寿老人(武蔵野七福神)

寿老人は、長い巻物と長い杖を持ち、仙人の姿をしています。
寿老人様を信心すると、五福がいただけます。

五福・・・長寿・富裕・積徳・無病息災・天命を全うする

四国八十八ヵ所霊場 お砂踏所

昭和六十三年より檀信徒の皆さんと三年にわたり、四国霊場八十八ヵ所を巡拝し、平成二年三月三日、無事成満することが出来ました。その際、各寺々よりお砂を頂戴し、当寺に持ち帰り、修行大師さまのまわりに納めさせて頂きました。

このお砂踏所をお廻り頂きますと、四国八十八ヵ所霊場を巡拝した事と同じ御利益が得られます。

『南無大師遍照金剛』とお唱えしながら、左の方から時計回りにゆっくりとお廻り下さい。

鬼子母神堂

鬼子母神様をお祀りしております。

なお、本来の文字は「鬼」ではなく、上の角を取った文字です。

近隣の幼児を取って食べる暴虐な性質だった鬼子母神。お釈迦様に帰依し、その後安産・子の神となることを誓い、人々に崇拝されるようになったとされています。

鬼子母神像は、鬼形だけではなく、羽衣・櫻洛をつけ、吉祥果を持ち幼児を抱いた菩薩形の美しいお姿をしているので、とくに角(つの)のつかない鬼の字を用い尊称しております。

吉祥果を手に持ち、胸に子を抱く鬼子母神は、古来より安産・子育て蓄財吉祥の仏として人々の信仰を集めております。

孔雀明王

句碑の紹介

松尾芭蕉句碑

俳聖松尾芭蕉の句碑入口近くにある芭蕉句碑。
江戸時代天明期に建てられたものといわれる。
「枯枝に 烏のとまりたるや 秋の暮」

水原秋櫻子の句碑

「むさし野の 空真青なる 落葉かな」

境内案内・他

仏足石

この仏足石はお釈迦様の入滅前に残された足裏の後の形を謹刻したものです。

印度では古くより聖者の足跡として深い親交があります。奉納の仏足は印度ブタガヤ寺院に在るものに倣った新しいものです。

頂礼して心の安らぎを保ちましょう。

白い象

白象はお釈迦様の生母、マーヤ夫人の夢に現れてお釈迦様の誕生を予言したといわれています。説話を沢山持った「白象」を、昭和40年代にお檀家の方がお作りになられ、縁あって観音寺の鐘楼堂に収めさせていただきました。以来、観音寺檀家信徒の方々や訪れた方々、飯能幼稚園の生徒たちを優しく見守ってくださっています。

さざれ石(如意さざれ)

さざれ石とは、小さな石が長い年月をかけて大きな岩の塊になったもの。まさに当寺本尊如意輪観音が医、意(こころ)の如くそれぞれの願いをお聞きくださり、大きな幸せになるようにと形にされた様な巖。その姿から「子授け石」「宝聚石」とも言われている。また集まった小石がなかなか剥がれないことから「受験にご利益がある」とも言われる。

当寺のご本尊様、如意輪観音に「小さな心が集まって大きな思いとなる」そんな願いを込めて京都・舞鶴のさざれ石を観音寺境内に設立いたしました。

TEL: 042-973-1331 FAX: 042-974-5076

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